2026年大会、連覇を目指した侍ジャパンは準々決勝で姿を消しました。
30人の枠をどう配分したかというロースター構成からベスト4との違いを見てみます。
日本代表とベスト4進出国(ベネズエラ、アメリカ、ドミニカ、イタリア)の構成比を比較し、現代WBCの戦い方を振り返ります。
投手・野手構成
今大会、日本代表は「投手14名・野手16名」という伝統的なバランスを選択しました。しかし、上位に進出したチームの多くは投手に比重を置いた構成を敷いていました。


「投手14人」は本当に十分だったのか?
1試合の内訳を第1先発(3回) → 第2先発(3回) → 中継ぎ・抑え3人(3回)と考えた場合、予選を4試合を考えると、日本が想定した「投手14人」の内訳は、以下の通り理にかなったものと考えています。
- 第1先発: 4名(ローテーション)
- 第2先発: 4名(第1先発を継ぐロングリリーフ)
- 中継ぎ・抑え: 6名
しかし、WBC特有の厳しい球数制限と休息ルール(後述)を考慮すると、この「14名」には余裕がなかった可能性があります。優勝したベネズエラやアメリカは、**「捕手を絞る」**ことで投手を15〜17名確保し、ある程度の柔軟性を持って選手をマウンドに送り込むことができたと考えられます。
短期決戦を支配する「登板間隔」の壁
今大会のルールは以下になります。
登板間隔(休息日)のルール
- 50球以上投げた場合:中4日の休息が必要
- 30球以上50球未満投げた場合:中1日の休息が必要
- 2日連続で登板した場合:球数に関わらず中1日の休息が必要
イタリアの捕手1名の戦略
イタリアの捕手登録が1名となっているが、内野手で登録されているMickey Gasper選手がマイナーで保守経験があることからその選手が実質の第二捕手としての役割を担っていると考えられます。
短期決戦においては、投手の枠を増やすことを考えると複数ポジションを守れる選手が重要になると考えられます。
データ引用元
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